今日は、G様を警察病院の神経科へ連れて行く日。
予約時間の二時間半前に家を出て、ホームに迎えに行く。
ちょうど昼食が終わった所だったようなので、部屋へ行きあれこれ見て
洗濯もして・・・・帽子やスイカを持って玄関へ。
今回は衣類がそのままたんすに納まっていたから(^。^;)ホッとした。
入り口で待っているG様を連れて駅まで歩き、そこから電車を三つ乗り継いで
我が家の最寄り駅まで来て、そこからタクシーで警察病院へ。
実は、この前病院へ行った時に、部屋の中の様子やG様の様子があまりに変だったし、
病院での行動もとっても変で、私自身もとってもショックを受けてしまった。
ホームに入れたからボケが酷くなったのか?入れたのは間違いだったか?
それともあのまま家においておいたら、私が壊れていたか?とかいろいろ考えると
とても落ち込む日々で、正直絵筆を握る気持ちになれなかったのである。
だから、今日も行きは本当に気が重くて、数日前からどよ〜っとした気分でどうしようもなく、
そう言う時こそ絵を描かなくちゃ、そう言う気持ちを払拭せねばと、昨日無理して絵を描いた。
今日のG様は、まあまあだった様子。
警察病院で、ホームに入った事を告げると先生が聞く
『新しいお住まいは、如何ですか?』
『快適です。』と即答したG様。(^^)
でも、あまり歩かなくなったせいか、駅まで歩いて乗り換えてなんてのが辛くなってきた感じ。
帰りは、ホームまで歩いて5分の駅に行く電車が少ないので、歩くと20分の駅からタクシーで。
私は、迎えに行く時と帰りと両方そこを歩いたのだけれどね。
おまけに、帰りは一つ手前の駅で降りて商店街をぐるっと買い物して、一駅分歩いて帰宅。
やけに疲れたなと思ったら、歩きすぎだわ。(笑)帰りは大荷物だったしね。
そうそう。。。タクシーでホームの玄関に着くと、一人の婆様が。
この前私に話しかけ何歳?私の歳を聞くとずっと若く見えると言ったお婆だ。
その婆が、うちのG様に聞く 『この人誰?』 『娘。』
『綺麗だねぇ〜、美人だね。』 『ありがとうございます。(^◇^;)』
その後、事務所で施設の人とちょっと話をしてからエレベーターに乗ると、
さっきのお婆がまたG様に聞く 『この人誰?』 『娘です。』
『綺麗だねぇ〜、美人だねぇ〜。で何歳?』 とまた聞く。(笑)
そうしたらG様が、『30歳位かなぁ〜。』 って、ヾ(・・;)ォィォィ
いつの間にか私の歳が、半分くらいになってる。(爆)
志村けんのコントにしか聞こえない会話が繰り返されるのだ。
綺麗だね、美人だねを何度も言ってもらえたから良しとするか。ヘ(__ヘ)☆\(^^;)
G様も帰りかけに 『無理しないように、体に気をつけて。』と、私に言うくらい今日はまあまあだったし。
重かった気分も少し軽くなった気がした。